キャンピングカーでの取材に出発して1週間が経ちました。

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出発前に、キャンピングカーで出発でも書きましたが、

やはりキャンピングカーは地域の密着取材の強い味方になってくれています。

 

事前にインターネットで地域のリサーチをして出張取材に臨むのと、

その地域に滞在して練りまわりしながらリサーチをするのでは、

出逢える風景が全く変わってきます。

 

当たり前のことですが、日々実感しています。

 

インターネットでは目的の情報に対して一直線にワード検索します。

“山梨に来たからジュエリーで検索しよう”  などなど。

これだとなかなか新しい出逢いがないし、インターネットに流れている情報にしか行き着けません。

 

でも実際は、10人の現地の方に聞いたら、10人の違った工房のおすすめ作家さんの名前が出てきたりします。

 

現場にいると、興味の信号が人から人へ、またはモノゴトへの出逢いのきっかけに繋がってくれます。現地の人のおすすめはモノより、それを作っている「人」にフォーカスされているのも重要な点です。

 

出逢いと感動が順々としてきて、その感動を追いかけることが自然に取材という形になっていく感覚です。

 

厳密な時間制限もないので、新しい風景を求めて延泊して次の日に会いに行くこともできます。

タイミングに恵まれず、ものづくりの現場で作業工程を1つ見ることができなくても、職人さんにお願いして、次の日にまた来ることもできます。

 

取材後の執筆という面では、

現地の人が何を大切にしてきたのか。どんな風土で活動をしているのか。

そのままその地域の空気に浸りながら、現地の方々の言葉や活動を思い返すことができます。

 

今週は山梨に来ていました。

 

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山を挟んで反対側の甲府と富士吉田市でものづくりの取材をしていましたが、僕の手順が悪く、トンネルを行ったり来たりしてしまいました。

 

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効率は悪かったですが、下道を行ったり来たりしながら、

この道が異なる2つの文化を形成したんだなあ。

など体感することができます。

 

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引き続き富士山を眺めながら、取材ノートを振り返ってみます。

 

(宮浦晋哉)


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宮浦
宮浦 晋哉

セコリギャラリー主宰日本のものづくりの創出と発展を目指し「Secori Gallery」を始動。産地を回りながら、書籍制作、イベントの企画運営、製品開発、ディレクションなどに携わる。コミュニティスペース「セコリ荘」を運営しながら、生地のショールームも展開。